RAAWII
- Interior
- Lighting
- Furniture
raawii(ラーウィー)は2017年に Bo Raahauge Rasmussen(ボー・ラーハウグ・ラスムッセン)と Nicholai Wiig-Hansen(ニコライ・ウィグハンセン)によって設⽴された、デンマークのコペンハーゲンを拠点としているデザインブランドです。
raawiiというブランド名は2⼈の名前の頭⽂字から付けられました。デザイナーであり教育者でもあるNicholaiと、経済学者であり開発の専⾨家でもあるBo の2⼈は、異なるバックグラウンドを持つ魅⼒的なクリエイターと仕事をしたいという好奇⼼と、素晴らしいアイデアを実現したいという深い情熱を共有しています。
彼らの願いは、クリエイティビティの⼒を使ってデザイン・プラットフォームを構築し、⽂化的・社会的発展に貢献することです。
*株式会社NOMADはこの度、2024年より raawii の日本総代理店となりました。正式なお披露目は6月のインテリアライフスタイル展となります。
Strøm Collection
raawii を代表する最初のプロダクトシリーズ「Strøm」(ストローム)コレクションは、デンマークの美術館 Brandts とのコラボレーションによって企画され、デンマークのモダニズム画家Vilhelm Lundstrøm (ヴィルヘルム・ルンストローム)へのオマージュとして誕⽣しました。
raawii の創設者の1⼈、ニコライは、ルンストロームの静物画やキュビズムにインスピレーションを受けながら、彼独⾃の視点を加えた特徴的な作品を制作しました。
シンプルでありながら緻密なバランスが表現されているコレクションは、その芸術性の⾼さから世界中のデザインショップやミュージアムショップで取り扱われています。
また、「Strøm」コレクションはオランダの美術館 Rijks で開催されたフェルメール展でも魅⼒的なタイアップを披露しました。フェルメールの代表作である『⽜乳を注ぐ⼥』(1658-59)にはジャグが登場しますが、タイアップでは 「Strøm」 のジャグを 絵画の中のような素焼きのテラコッタの仕様で発売することになりました 。「Strøm」の幾何学的な形は、光と影の柔らかな陰影によって表現されるフェルメールの作品ともマッチし、まるで絵画の中から⽣まれてきたような印象を受けます。
Cloud
raawiiの設立者の一人であるデザイナーのニコライ・ウィグハンセンは、アーティストであった父親 スヴェン・ウィグハンセンのブロンズ彫刻からこの Cloud (クラウド)コレクションのインスピレーションを得ました。
彼は、絶えず変化する雲の性質を陶器のオブジェで再現しようと考えました。ベース大、ベース小、センターピースの3種のプロダクトがあり、組み合わせて置くのもお勧めです。
光と影の加減、見る側の想像力によっても形を変えて見えてくるのが魅力です。
Thing
Thing(シング) は、1980年代前半にイタリアを中心に世界のデザイン・建築に影響を及ぼした伝説的なユニット メンフィス・グループの共同設立者として、デザイン界で注目を集めたジョージ・ソーデンが、raawiiとのコラボレーションとして2022年にミラノサローネで発表した家具コレクションです。
リサイクルアルミニウムで作られており、シンプルな組み立て方法で、屋内と屋外の両方で使用できます。スツール、小さなテーブルとして、多目的に使用できる他、色違いの二つ以上のThingを互いに組み合わせ、そのカラーのコンビネーションを楽しむなど、自由な発想で楽しむ家具となります。
Canvas
raawiiの基本理念のひとつである、“創造性と分野を超えたコラボレーションのための空間づくり”をテーマに誕生したこのコレクションでは、遊び心をくすぐる組み合わせを大いに楽しんでいただけます。コンテナ(小)、コンテナ(大)、センターピースという3つのアイテムから、無限に組み合わせることができます。お花を飾ったり、キッチン用品を収納したり、様々なものを受け入れてくれる頼もしい存在です。
Canvas (キャンバス)という名前には、商品そのものの側面をキャンバスのように使い、デコレーションして欲しいという願いが込められています。
Hooks
raawii の二人が、ミラノでナタリー・デュ・パスキエと会った時の会話の流れから、このコラボレーションが実現しました。綿密に計画するのではなく、共通の見解と関心に基づいたディスカッションを通じて、遊び心を持って実現したプロジェクトで、その結果生まれたシリーズがこの Hooks (フックス)となります。
パスキエは、ヨーロッパの職人による昔ながらの伝統的な製法を用いるというアイデアから、シンプルなフックをデザインしました。
フックは、三つの異なるサイズ、異なる色の組み合わせから作られています。
実用的な使い方はもちろんですが、オブジェクトとしての完成度から、ウォールアートとして壁面を彩る使い方も魅力的です。
Relæ
この魅力的な吹きガラスのコレクションは、raawiiのデザイナー、ニコライ・ウィグハンセンがデザインし、ポルトガルで作られています。
着色された美しいガラスの器は、さまざまな角度からの(特に容器に水を入れたとき)光の差し込みにより、色と光の美しい相互作用が生まれます。実際、ニコライがこのデザインのインスピレーションを得たのは、光がガラスと水を通して屈折する様子に魅了されたからです。
また、特徴的な Relæ (リレー)のフォルムは、電気のコードを繋ぐ端子部品をモチーフに作られています。